コンプレッサーは、工場における電力使用量の約18%~25%程度(※)の電力を使用していると言われており、エアー漏れが多く発生していると無駄な電力消費や元圧を下げて電力量を削減する取り組みが困難になります。
設備保全の観点からも、エアー漏れが多いとコンプレッサーが漏れ出た分を補おうとしてコンプレッサーの稼働率が上がり、機械の寿命を短くしてしまう可能性があります。
また、エアー漏れによってライン圧が低下します。そのため、単純にエアーが漏れ出るだけでなく、機械の動作自体に悪影響を及ぼします。正確な動作ができず、生産性が低下するなど連鎖的に悪い状態へ繋がる可能性も考えられます。