社内のPCは社内システムによってセキュリティ対策がされていますが、社外に持ち出すPCや海外拠点で利用するPCはどのように対策していいのかわからないという声をよく聞きます。今回はインターネットへの接続さえあれば端末管理が可能なKDDI Cloud Inventory（KCI)での対策について紹介します。
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コラム KCIセキュリティコラム 第一回
KCIで社外で利用するPCのセキュリティ管理を見直してみませんか？
1. 社外に持ち出すPCには、どんな対策が必要なの？
テレワークや出張者が使う持ち出し用のPCや海外拠点で使うPCには、新たなセキュリティ対策が必要です。下記の4つの脅威に対して管理・対策することで、セキュリティ事故のリスクを最小にすることができます。KCIであれば複数のサービスを使わずに、一つのツールで複数の脅威に対応可能です。
チェックしよう! 対策すべき脅威と対応策
| 脅威 | 対応策 | KCIでの 対策可否 |
|---|---|---|
| 悪意のソフトウェア (ウィルス・ワーム)  | OSやウィルスソフトの更新 | ✔ |
| 個人の外部メディアの利用制御 | ✔ | |
| ウィルス対策ソフトによるウィルス定義ファイルの自動更新 | ✔ | |
| URLフィルタリングなどによる偽サイトへのアクセス制限 | ||
端末の紛失、盗難 | HDD暗号化やリモートロックなど盗難時の対策 | ✔ |
| 端末の所在や利用者等の管理 | ✔ | |
重要情報の盗聴 | 接続可能な無線LANは、暗号化されているWifiのみに制限 | ✔ |
| 重要ファイルの暗号化 | ||
| VPNなどを用いたデータ暗号化通信の導入 | ||
不正侵入 | 推測されにくい、強固なパスワード設定の義務づけ | |
| 社内システムに入る際の認証の適正な管理・運用 |
2. 持ち出し用のPCセキュリティに問題ないか、どのようにチェックするの？
1台1台端末を操作してセキュリティ状況を確認するのは大変です。KDDI Cloud Inventoryを使えば専門知識がなくとも、操作性に優れ洗練されたGUIのダッシュボードで、端末セキュリティ状況の一括管理が可能です。システムの担当者様でなくても誰にでもわかりやすく管理できます。
ダッシュボードでは、さまざまなレポートが確認できます。以下のように、OSやウィルスソフトの更新状況などのセキュリティレベルを一目でチェックできます。
KDDI Cloud Inventoryで持ち出しPCのセキュリティをチェック
ステップ1. 現在のセキュリティレベルを把握する
ステップ2. 脆弱性のある端末を確認する
ステップ3. 脆弱性のある端末を改善する
このように、セキュリティレベルを簡単に把握できるので、あとは修正するだけ。 OS更新などをリモートにて一括で行える「ソフトウェア配布」機能があるので修正も簡単にできます。
ほかにも次のような項目がダッシュボードでは確認できます。
ダッシュボードで確認できる項目
- セキュリティ総合診断
- PC脆弱性診断
- OSセキュリティ更新プログラム診断(Windows)
- ソフトウェアバージョン診断(Windows)
- ウィルス対策ソフトウェア診断(Windows)
- 禁止ソフトウェア診断(Windows/iOS)
- 操作ログアラート
- 外部デバイス操作アラート
- Webアクセスアラート など
またセキュリティの機能として、MDM、禁止ソフトウェアなどの制御、端末リモートロック、USBなどの外部メモリ制御、操作ログなどと機能満載です。 KDDI Cloud Inventoryはクラウドサービスなので、初期費用が不要で、お客様の規模にあわせたスモールスタートが可能です。
実例紹介 ～あなたの会社は大丈夫? KDDI Cloud Inventoryでチェックした結果～
ある企業様では、KDDI Cloud Inventoryを利用することで未だにWindows XPが使われていることを発見したという事例も….. 下記は、トライアルを導入後、セキュリティレベルの低さが発覚したあるA社様の実例になります。
■A社の海外拠点出の導入直後の状況
最近はテレワークの導入を検討する企業様も増えておりますが、そのためには持ち出し用のPCのセキュリティ確保が不可欠です。今のうちにKDDI Cloud Inventoryでセキュリティ対策をし、スムーズなテレワークの導入を目指しましょう！
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